7月に台中に行ってきました。

台鐵の台中駅の様子は昨年の11月にも記事にしていますが、その後の様子を見てきました。

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夏の青空が広がる台中駅前です。
今は駅としての機能を失った日本時代からの立派な旧駅舎ですが、取り壊される様子も無く、まだまだ健在です。

しかし...
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旧駅舎から左手の方向には青いフェンスが続きます。
この辺りの様子は、昨年の秋からあまり変わっていないように感じます。
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更に左手方向に進んだ所に現れるのが、新たな台中駅の玄関となるであろうこの建物。
まだ完成していません。

旧駅舎前に戻って駅前広場です。
今は何も無い単なるだだっ広い更地になっています。
この場所には、つい2~3年前にBRTのターミナルが出来たばかりだったのですが、今ではその跡形もありません。
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BRTどころか、今では通常の路線バスもこの広場には乗り入れてきません。
台中公園方面に向かうバスに乗るには広場を出て左手の路肩にあるバス停から。
台湾大道を走るバスは信号を渡った先のマクド前から乗る必要があります。

元BRTの連接バスも今は1つ先のバス停である、第一廣場が終点になっていました。

旧駅舎を入ってフェンス越しに旧ホームを覗いてみます。
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この時はホーム上屋の取り壊し中でした。
もう間もなく、このホームも解体されるのでしょう。
解体が終わったら、その空いた土地を利用して高架線路がもう一線造られる筈です。

今は南行の線路はホームを挟んで2線ありますが、北行はまだ1線しか無く、反対側は仮設のフェンスになっています。
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↑ 南行のホームです。
左手に見えるのが北行ホーム。将来的にはフェンスの向こう側にも線路ができます。

線路が高架化されて暫く経ちますが、まだまだ工事は続きそうです。
今では先ほどのホーム解体工事の関係で、駅の裏側に向かうにはかなりの大回りを強いられています。
高架駅から台鐵に乗る場合も、入口は駅裏側になりますのでこのルートを辿る必要があります。
大雑把に線を引いてみましたが、大体こんな具合です ↓

線路沿いの部分の通路は狭く、かなりの人通りがあるのでとても混雑します。
しかも工事中のためにフェンスで囲われているため、風通しも悪く、正直言って不快指数はMAX。

今の時期は台鐵台中車站の利用や、駅裏のホテルは避けた方が賢明かも知れません。