2017年03月

台湾の市場 ~ 三和夜市

「三和夜市」と言っても分かる人は少ないでしょうね。
私も名前は知りませんでしたが、この記事を書くに当たってGoogleMapを見たらそう書いてありました。

場所はこちらです。(ピンクのライン)


台北中心部からは淡水河を渡った西側になります。
遠い!と思われるかも知れませんが、MRTに乗ってしまえばすぐですよ。

オレンジ色がシンボルカラーの「中和新蘆線」に乗って下さい。
この路線は「大橋頭」という駅から西はルートが二手に分かれるため、「蘆洲」行きと「迴龍」行きが交互にやって来ます。が、どちらに乗っても大丈夫。ホームに降りたら入って来た列車に乗って下さい。
「大橋頭」から分岐してそれぞれの最初の駅である「三重國小」と「台北橋」とを結ぶようにこの市場がありますので。 

「蘆洲」 行きに乗って「三重國小」で降りたのであれば、すぐ目の前の大きな交差点を渡って下さい。
すぐ先に歩道橋がありますが、そこが商店街の入口。右手に「西瓜汁」「木瓜乳奶」と書かれたフルーツジュースのお店のある通りです。
手元に写真が無かったので今回はストリートビューで。

この道を入っていきます。
ちなみにこの店の「木瓜乳奶」はなかなか美味かったですよ。もちろん、注文してからその場で作ってくれます。
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ちなみに今回「三和夜市」と書きましたが、ここは夜だけでは無く、昼間からやってます。いわば普通の商店街なんです。
冒頭の地図では並行した2本のラインを書きましたが、西側のライン(文化北路)は食べ物屋さんがメインの通り。
東側のライン(中央北路)は洋服や雑貨などの物販店がメインの通りになります。

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こちら西側の食べ物屋さん通りです。
道幅はそれなりにあり、昼夜問わずバイクや車もよく通りますので、周囲にはお気を付け下さい。
店舗内にテーブルがある普通の飲食店もありますし、テイクアウト専門の屋台形式のお店も多いです。
この通り沿いには公園も2つありますので、屋台で食べ物を買って、コンビニでビールを買って公園で...
という使い方も可能ですよ。公園にはトイレもありますので安心です。

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一方、東側の物販店通りです。
こちらも昼間は普通の道なんですが、夜になると車は通行止めになり、道の真ん中にも屋台形式の店が出現します。
物販店がメインとは言え、中にはもちろん食べ物系の店もありますよ。

ところで、2本の道の間はどうなっているのかと言いますと、特にお店は無いんです。
夜には殆ど明かりがない道すらあります。危険を感じるような道ではありませんが、わざわざ入り込む価値はないかと思います。

この市場はどちらかと言えば地元民向けでしょうか。
そのためかどうか分かりませんが、観光客目当ての夜市などに比べれば、物価は安い気がします。
ただ、西側の飲食店通りは本当の「夜市」ではないため、閉まる時間は早めです。
20時頃には閉まり始める店もあるので、夕方頃から出掛けるのがオススメです。

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炒米粉(ビーフン)と蚵仁湯(牡蠣スープ)、セットで100元でした。うま~。
このお店は文化北路と自強路の交差点のすぐ南側にあります。

この近辺、最近の私のお気に入りです。




 

台湾の市場 ~ 東門市場

台北の東門と言えば、一般的には小籠包でお馴染み鼎泰豐の本店、マンゴーかき氷で有名な思慕昔などがある場所として知られていますね。
その東門にも実は市場があります。

場所はこちら。ピンクのライン辺りです。


結構広いですよ。南北に走る大通り「金山南路」を挟んで東西に広がっています。
正確にはどこまでが「東門市場」と呼ばれるのか分かりませんが、この一帯にお店が並んでいます。
ここの市場は夜市のような屋台では無く、基本的には常設の店舗が建ち並ぶ昔ながらの本当の市場です。もちろん屋台で営業している店も中にはあるのですが。 
ですから、基本的には観光客向けというよりも地元系の市場という事になるかと思います。

簡単な行き方をご紹介しますと、まずは鼎泰豐を目指してMRT東門站の5番出口にあるエスカレータを上ります。
出口の前の交差点がこちら。
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 右の歩道奥には鼎泰豐の前の人だかりが見えています。
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ちょっと正面まで廻ってみると、こんな具合でした。
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この時点でまだ日曜日の朝9:20頃ですよ。もう行列ができはじめています。みなさん好きですねぇ。
朝のこんな時間から小籠包ですか?

さて、先ほどの交差点まで戻って、目の前の大通り「信義路」を北に向かって横断します。MRTの出口から向かって左手方向ですね。
そのまま真っ直ぐ100mほど北へ進むと、右手に大きな果物店が現れます。
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ここの果物屋も見ているだけで楽しいですよ。
並ぶ商品は当然季節によって異なるんですが、秋頃になるとマンゴーなんかもどっさりと積まれています。
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まだ春先だというのに、西瓜が積まれていました。右手にはメロン、手前はミカンでしょうか。

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手前にはトマトがどっさり。
台湾ではトマトは一応、果物扱いのようです。 奥に並んでいるのはリンゴやグアバ等が見えますね。

さて、この果物屋が冒頭の地図に引いたピンクラインの一番右端の位置になります。 
その角を左折するといよいよ市場が見えてきます。
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左折してすぐのところは、まだ人も店もまばらですが...

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先に進むに従い、人も店もどんどん増えてきますよ。

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手前の路上にイチゴを売る屋台が出ていました。
雙連の朝市でも見かけましたが、こちらも大粒のイチゴがいっぱい入って100元ですね。 

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別の場所には日本のイチゴを売っている店もありました。福岡の「あまおう」ですね。
こちらは何と1パックで500元、日本円に直すと1800円ほどにもなります。高っ!
それでも人気があるようで、結構な人だかりができていました。

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精肉店ですね。生肉も常温で売られているのが普通のようですが大丈夫なんでしょうか?

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八百屋さんです。ピーマンがでかい!
青椒肉絲の「青椒」って、まんまピーマンの意味だったんですね。

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こちらはビルの壁面を利用して出店していたお店。
下の長ナスなんて、日本の長ナスの比じゃない位に長いです、50cmはありますよ。それでも1本10元(36円)。

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他にも揚げ物や...

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焼き物の店ですが...「松阪猪肉」って何??「松阪牛」のパクリか?と思いましたが、よく見ると「松板猪肉」でしたね。
でもやっぱりパクリなんでしょうか?

真っ直ぐ西へ向かい、右手に「雅方福州魚丸店」がある場所まで来ると、道は屋根付きの細い路地に入っていきます。
ここ「雅方福州魚丸店」の魚丸湯と魯肉飯もなかなか絶品ですよ。この辺りでは比較的綺麗で入りやすい店です。一休みがてらどうですか?
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この2皿で確か80元(280円ぐらい)です。小腹を満たすにはちょうど良いボリュームですね。

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路地を抜けて金山南路に出る手前にある揚げ物屋さん。ここの揚げ物はどれも1口サイズなので、歩きながら食べるのにも良いですよ。

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 こちらが金山南路です。市場は正面に見える矢印の書かれた赤い看板の下に続いています。

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その入口に入る左手にあるお店。肉まんやら焼売やら、点心の種類が豊富です。
この店はいつも人だかりが出来る人気ぶり。
調理済みでパックに入って並べてあるものが多いので、気軽に買ってそのまま食べられますよ。 

金山南路から西側には古びたお店が多いですね。こちらは人通りも少なくなって少し寂しい感もあります。

さて、長々と書いてしまいましたが今回はこの辺りで。
東門に行ったら鼎泰豐や思慕昔も良いですが、こんな市場を散策してみるのも如何ですか? 

関空-高雄 他の時刻を調べてみた ~ 2017年夏ダイヤ

前回は関空-桃園のダイヤをご紹介しましたが、関空からは桃園だけで無く、高雄と台南へも定期便が就航しています。
そのダイヤもまとめてみました。3月26日以降の夏ダイヤです。
scoot

なお予めお断りしておきますが、この内容は私が個人的に各航空会社のサイトから調べた内容です。
日によっては変更もあると思います。実際に利用される際には各航空会社の時刻を改めてご確認下さい。
この記事の内容に誤りがあっても責任は負いかねますのでご承知おき下さい。

左から便名・出発時刻・到着時刻・機材・運航日・特記事項となります。

まずは関西~高雄便から。 
(関西→高雄)
MMMM035 11:00 13:15 320 Daily
ITIT285 11:10 13:20 320 月木日
CICI 167 12:00 14:15 738 月水木土日
BRBR181 12:10 14:30 321 Daily
TZTZ287 16:30 18:40 787 火木土
CICI 177 20:35 22:50 738 火木金日

(高雄→関西)
CICI 166 7:00 11:00 738 Daily
BRBR182 7:05 11:10 321 Daily
ITIT284 9:15 13:10 320 月木日
TZTZ288 11:30 15:30 787 火木土
MMMM036 14:00 17:55 320 Daily
CICI 176 15:35 19:35 738 木日

関西発は朝一でも11:00、高雄発の最終便が15:35となります。
関西発はともかく、高雄発はもう少し遅い便が欲しいところです。この時間ならば昼すぎには空港へ向かう必要がありますので、最終日の行動時間が限られてしまいますね。
あと、特定曜日だけ運行の便が多いので御注意を。

最後に台南便です。
(関西→台南)
CICI 193 12:00 14:15 738 火金
(台南→関西)
CICI 192 15:35 19:35 738 火金

はい、これだけです。
チャイナエアラインが週に2往復だけ運行しています。
現在は水・土曜日の運行ですので、曜日が変更されていますね。

桃園便に比べると、高雄・台南は運航便が少ないです。
単純に関西~高雄往復となると利用できる便は限られますが、行きは高雄・帰りは桃園など、うまく組み合わせてプランを組み立てたいですね。
 

関空-桃園の時刻を調べてみた ~ 2017年夏ダイヤ

前回、タイガーエアの時刻が大幅に変わってしまった記事を書きました。

どうせなのでこの際 、他の航空会社も含めてどんな運行ダイヤになっているのか調べてみました。
関空~桃園の3月26日以降の夏ダイヤです。
peach

なお予めお断りしておきますが、この内容は私が個人的に各航空会社のサイトから調べた内容です。
日によっては変更もあると思います。実際に利用される際には各航空会社の時刻を改めてご確認下さい。
この記事の内容に誤りがあっても責任は負いかねますのでご承知おき下さい。

左から便名・出発時刻・到着時刻・機材・運航日・特記事項となります。

(関西→桃園)
MMMM023 8:30 10:20 320 Daily 4/5-4/30,5/8-5/30運休
JLJL 813 9:10 11:05 788 Daily
CICI 159 10:00 12:00 333 Daily
CXCX565 10:40 12:45 333 Daily
BRBR177 11:10 13:05 321 Daily
ITIT211 11:10 12:55 320 Daily 日月木は14:00→15:45
JQ3K724 12:15 14:25 320 Daily ?
CICI 157 13:10 15:10 333 Daily 77Wによる運航日あり
BRBR131 13:10 15:05 777 Daily
CICI 153 14:00 16:00 333 Daily 359による運航日あり
BRBR125 15:00 17:00 321 Daily 3/28〜4/14 運航
MMMM027 16:00 17:50 320 Daily
JQ3K722 17:20 19:25 320 Daily ?
MMMM029 18:10 20:00 320 Daily
ITIT213 18:25 20:15 320 Daily
BRBR129 18:30 20:30 330 Daily
CICI 173 19:05 21:05 333 Daily
JLJL 815 19:35 21:35 73H Daily
BRBR179 22:10 0:10 321 Daily
JQGK051 22:20 0:25 320 Daily ?
JWJW177 22:40 0:30 320 Daily

(桃園→関西)
JQGK050 1:25 5:05 320 Daily ?
JWJW172 5:00 8:40 320 Daily
BRBR178 6:30 10:10 321 Daily
ITIT210 6:40 10:20 320 Daily
JQ3K723 6:55 10:45 320 Daily ?
CICI 156 8:20 12:00 333 Daily 77Wによる運航日あり
BRBR132 8:30 12:10 777 Daily
JLJL 814 8:40 12:20 73H Daily
CICI 152 9:10 12:50 333 Daily 359による運航日あり
MMMM022 9:15 13:00 320 Daily
BRBR126 10:20 14:00 321 Daily 3/28〜4/14 運航
MMMM024 11:00 14:45 320 Daily 4/5-4/30,5/8-5/30運休
JLJL 816 12:15 16:00 788 Daily
JQ3K721 12:40 16:30 320 Daily ?
BRBR130 13:35 17:15 330 Daily
ITIT212 13:55 17:35 320 Daily
CICI 172 14:20 18:05 333 Daily
CXCX564 16:10 20:15 333 Daily
CICI 158 17:10 21:05 333 Daily
BRBR180 17:30 21:10 321 Daily
MMMM028 18:30 22:15 320 Daily

以上です。
朝一に関空を発つピーチの運休が気になりますね。現在発表されているピーチの時刻は3/26~6/30の物ですので、その半分以上の期間は運休という事になります。

全体的に眺めてみても、やはり関西人が台湾へ行くよりか、台湾の人が関西に来る場合に便利なダイヤになっている気がします。
関空発の午前中の便がもう少し充実すると良いんですけどね~、特に9時台~10時台あたり、なんとかならないでしょうか?
また、全体的に日本の航空会社自体が少ない気がします。全日空はこの路線は飛ばす気は無いんでしょうかねぇ。

今は台湾から日本へ来る人の方が多いという事なんでしょうね。 

ダイガーエア台湾 ~ 2017年夏ダイヤ

3月上旬の台湾旅行には、タイガーエア台湾を利用しました。

何と今回は前日に予約したにも関わらず、行きは昼前に関空発、 帰りは夕方となかなか良い便が確保できました。
もちろん最後の1席でしたが、これで往復3万円強でした。

現在の関空~桃園の運行ダイヤは次の通り
 ・関西 → 台北(桃園)
   IT211便: 11:30発 → 13:50着(曜日により時刻変更あり)
   IT213便: 20:35発 → 22:55着
 ・台北(桃園)→ 関西
   IT210便: 6:55発 → 10:25着
   IT212便: 16:20発 → 19:45着

関空発20:35とか、台北発6:55とか「そんなん使えるか!」と言いたくなりますが、それは日本人の目線。
台湾の人にとってみれば、朝一番に台湾を発って、夜遅くに帰って来られる。出発日も最終日も有意義に使えるベストな時間帯なんでしょう。

今回私が使った便ももう少し時間帯をズラしてくれても..とは思わなくも無いのですが、それでも使い易い時間でした。

tigerair

ところが!
先日、何気にタイガーエアの空席をチェックしていたら、運行時間が変更されていたのです。

 ・関西 → 台北(桃園)
   IT211便: 11:10発 → 12:55着(曜日により時刻変更あり)
   IT213便: 18:25発 → 20:15着
 ・台北(桃園)→ 関西
   IT210便: 6:40発 → 10:20着
   IT212便: 13:55発 → 17:35着
 
この変更は夏ダイヤが始まる3月26日(日)からです。 
1便目は多少の調整程度の変更ですが、 2便目は大きく時間帯が変わってしまいました。
台北発が「夕方前」だったのが 「昼過ぎ」になってしまい、関空からの折り返し便もそれに合わせて前倒しされています。

行きは良いとして、帰りは使いづらいですね~。
台湾の人がより使い易いダイヤにした と、いう事なんでしょうか。まあ台湾の航空会社ですから、それも仕方無いかも知れませんが。

じゃあ、我々日本人はピーチにするか!と思っても、日曜夜のピーチってタイガーエアに比べるとちょっと高いんですよね~。
しかも台北発の片道だけと台湾元建てになり、円建てよりも更に高いし。
さて、どうしましょうか..


 
ギャラリー
  • 2022年11月:⑭台北から桃園空港
  • 2022年11月:⑭台北から桃園空港
  • 2022年11月:⑭台北から桃園空港