2017年12月

桃園MRT 高鐵桃園站は拡張準備工事済み

2017年の秋、桃園MRTの高鐵桃園站のホームでこんな掲示物を見つけました。
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これは乗客に向けたものではありません。業務用に貼り出されているものです。
「A18断電区間」とありますので、電気系統の回路を表したものなんでしょう。
ちなみに、A18というのはここ高鐵桃園站の駅番号です。

この図の左方向が機場・台北市内方面、右方向が中壢方面になります。
さらにA17が領航站、A19が桃園体育園区站を表しています。

ここで気になったのは、A18のホームの下側です。
「PLATFORM 1 FOR FUTURE」との記述があり、ホームの外側にもう一本線が引かれています。
現在の高鐵桃園站は、向かい合った2つのホームの間に2本の線路が挟まれている、いわゆる2面2線の構造です。
しかし、中壢方面のホームにもう1線追加して、2面3線に拡張できるように準備工事が行われているようですね。
※桃園MRTは右側通行

実際にはこの後、電車の中から確認しただけなのですが、高架の路面だけは造られている様子です。
線路は引かれていないようですが、少しの工事で拡張可能な構造になっていたんですね。
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↑この向かい側のホームの反対側です

この線路、実際に使うときは来るのでしょうか?
北環~中壢が延伸された暁には、ここにも線路が引かれるのでしょうかね。

私の勝手な予想では、現在は機場止まりの直達車がこの高鐵桃園站まで延伸される可能性が
あるのではないかと思っています。1線だけの追加ですしね。
今でも高鐵桃園站では結構な人が乗り降りしますから、それだけの需要はあるでしょう。



北埔老街

内湾線と路線バスを乗り継いでやって来ました、北埔老街です。
老街とは古い街という意味ですね。

バス停に降りたら、まずは帰りのバスをチェックしておきます。
反対向きのバス停はどこ??
少し探しましたが、到着したバス停の斜め向かい、OK-Martというコンビニの壁に時刻表がありましたので、
そこがバス停のようです。
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前に屋台が出ていたので判りにくかったのですが、ここで間違いないようです。

バスの時間をチェックしたら街歩き開始です。
ここ、北埔老街は客家の人たちが住み着いた街として有名らしいんですね。
そのためか街にも「客家」の文字が入った看板が目立ちました。

そんな街の中心ともいえるのはここ、慈天宮という廟です。
結構立派で歴史もありそうな建物でしたよ。
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中に入るとお神籤がありました。
干支で選ぶようですが、十二支でなく、十干十二支になってます。
だから10×6の60通りのお神籤が用意されているんですね。
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でも自分の生まれ年の十干は知らないな...

慈天宮の近くにもこんな立派な建物がありました。でも「私人住宅 禁止進入」とありますので
外から見るだけで、立ち入れません。立派なお宅ですねぇ。
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老街の外れにも「姜氏家廟」という立派な邸宅があるようなので行ってみました。
が、何とここも立ち入り禁止でした。鉄柵の隙間から眺めるだけです。
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この北埔老街、意外と見どころは少ないんですよね。
有料でもいいから、この立派な客家の邸宅を見学できればだいぶ違うと思うんですけど。
お昼ご飯を食べて、13:40のバスで竹東へ戻る事にしました。
この日は日曜日だったので、このバスを見送ると、次は15:15までバスは無いですから。

ちなみに平日に来ると人がいなくて、店も閉まってるところが多く、更にがっかりするそうなので、
是非週末に訪れて下さい。
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途中の道端に止めてあったトラックの荷台にこんなシュールなお方が!
一番の収穫はこれだったかも...
ギャラリー
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