台南

2022年11月:⑦台南駅地下化工事の様子

2022年11月4日(金)

台南でのお昼ご飯も終えて、昼過ぎの電車で台中に向かいます。
その前に少しだけ時間があったのでT-bikeを返却した後、台南駅の工事の様子を見てきました。

まずは台南駅の少し南側、青年路の踏切から見た様子です。
こちらは踏切から北側、台南駅方向を写した様子になります。
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続いて踏切の南側がこちら。
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本線は今も使用中ですが、その東側で地下工事が進行中です。
Google Mapのストリートビューで過去の風景を見ると、この辺りには建物が写っていました。
台鐵の敷地が余っていたのかと思いきや、結構な規模で立ち退きを伴っているようです。

台南駅の裏口、後站の風景です。
ここに以前は後站駅舎があったのですが、取り壊されていました。
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跡地のフェンスには工事の計画や完成予想図が張り出されています。
これがたぶん表側(前站)の予想図でしょう。
現在の駅舎は奥に見えていますが、大きな屋根ができて風景は一変しそうです。
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その駅舎の裏手には大きな地下広場が。高雄駅と似たような構造になるようです。
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さて、後站ですが少し南側に移動して新しい駅舎ができています。

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以前は駅の表と裏を繋ぐ地下道があったのですが、現在は閉鎖されていました。
では行き来はできないのかというと、そんな事はなく。
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こんな跨線橋ができていました。
これは後站側から前站方向を見たところ。

跨線橋の窓からも工事の様子を覗いてみます。
まずは通路の右側、現在のホームの真裏あたり。
地下に構造物を造っている様子がよくわかります。
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続いて反対の左側。こちらはまだこれからでしょうか?
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通路をそのまま進むと突き当たりに改札口があり、そこからホームへ降りる事ができる構造になってます。
じゃあ切符を買わないと前站へ出れないのか?というとそんな事はなく。
改札の手前に通行証を発行する機械がありまして。
銀行の順番待ちの番号札のような紙が出てきますので、それを取って改札を入る事が可能。
階段を降りたところの出口でその紙を渡せば前站へ抜けられます。
一時期の高雄駅と同じ仕組みですね。

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現在の台南駅ホーム。シートの向こう側で工事は進捗しています。

さて、そろそろ台南を離れる時間ですので、今回はここまで。
次回は台中です。

2022年11月:⑥台南の街をウロウロ(2日目)

2022年11月4日(金)

台南のホテルで迎えた台湾2日目の朝。
今日も良い天気、暑くなりそうです。

ホテルの朝食は休止中の様子なので、朝ご飯がてら出掛ける事にします。
「ダイナスティ ホテル」からほど近いところに「台北永和豆漿」という名前の豆漿店がありました。

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豆漿とは豆乳のこと。
冰豆漿(冷たい豆乳)と豚肉のハンバーガーで朝食とします。
値段は忘れましたが合わせて50元ぐらいかと。
日本では豆乳なんて滅多に飲みませんが、南国の歩道に突き出たテーブルで飲む豆漿はホンノリ甘くておいしいです。

2日目の段取りですが、本日は台中へ向かう予定。
午前中は台南をウロウロして、お昼を食べてから移動する予定。
ホテルをチェックアウトしてからはT-bikeを借りて市内を廻る事にします。

T-bikeについてはこちらの記事をどうぞ。

以前に利用登録はしてあったのですが、登録していたのとは違う悠々カードを持ってきてしまった。。。
仕方ないので、アプリをダウンロードして、以前登録してあったカードをいったん削除。
手持ちの悠々カードを登録しようとしたのですが、いつの間にかIDカード番号の入力が必須になっているようです。

試しにパスポート番号を入力してみますが、「これはIDカード番号じゃない!」と弾かれてしまいました。
調べてみると台湾のIDカード番号は新旧あるようですが、旧体系はアルファベット2桁+数字8桁。
という事はパスポート番号に数字1桁足して...はい、登録できました。
注)この方法で登録して何かあっても私は責任を持てませんので個人の判断でご利用ください。

台南ぐらいの規模の街には自転車が良いですね。

孔子廟~南大門あたりを巡っていると、南大門の近くに昔の城壁跡を発見。
これは初めて知りました。
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城壁の上の部分には、人が歩ける程度のスペースがあるらしいです。
が、現在は女子校の敷地の一部になっているようで、侵入はできませんでした。残念。
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林百貨も元気に営業中のようでした。
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ぐるっと廻って今度は台南公園を目指してみます。
すると見覚えの無い景色が!
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「台南轉運站」すなわちバスターミナルです。場所は台南公園の西側。
知らない間にこんなのができてたんですね。
建物は大型コンテナを積み重ねたようなデザイン。仮設っぽい雰囲気もありますが、どうなんでしょう?
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敷地は結構広いです。
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以前は台南駅近くの路上で乗り降りしていたのに、、、(↓このあたり)
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こんな立派なターミナルを作ってたんですね。駅から遠くなってしまったのは残念ですが。
でも、バスターミナル前の道路には市内路線のバス停もちゃんとあります。
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今度、機会があれば使ってみよう。

そろそろお昼前なので、台南最後の食事へ。
ここも何度か来たお店です。東門の側にある「老東門虱目魚餐飲店」。
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注文したのはまたもや魚胆湯、そして蝦仁飯です。
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スープに写るピンク色は恐らく何かの反射。実際はほぼ無色です。

この蝦仁飯がまた絶品。エビの出汁とニラの風味が堪りません。
このお店、お昼過ぎには閉まってしまうのでご注意を。合わせて115元でした。ここも値上げ。。。

今回はここまで。
次回は台南駅の地下化工事の様子を覗いてきました。

2022年11月:⑤台南の街をウロウロ(1日目)

2022年11月3日(木)文化の日

抗原検査も終えたので、ホテルを出ます。
時刻は17時前、この時間でもまだ暑いです。Tシャツ1枚でも大丈夫。

考えたら台湾に着いてからまだ何も食べておりません。
高雄の美麗島駅で鷄肉飯を食べそびれたまま、ここまで来たのでした。
台南へ着くと、だいたい1食目はここに来る事が多い。
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赤崁楼のすぐ西隣にある「度小月」の担仔麺。
はっきり言って量は少ないです。日本で食べる麺類の半分ぐらいの量でしょうか。
でも、軽くお腹を満たすにはちょうど良い感じ。
今回は担仔乾麺の卵入り。↓の注文用紙の上から3番目ですね。
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これで75元、今のレートだと日本円で300円以上。以前はもっと安かったのに。。
レートだけでなく、台湾の物価も確実に上がってます。

西門の圓環を超えて永楽市場、そこから国華街を南へ。
以前も何度か歩いたルートです。
この日、日本は祝日でしたが台湾は平日。
夕方ともなれば家路を急ぐ人、買い物に来た人、食事をする人などで狭い道は大混雑。
とにかくバイクが多いです。

結局、国華街を保安路まで歩きましたが、以前はあった筈の店が無くなっていたり、全く見覚えの無い店ができていたり。
この3年間でだいぶ風景も変わったように思います。
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謎の「侘び茶」は健在でした。

では陽も暮れてきましたので、少し早いですが夕食にしたいと思います。
海安路沿いの歩道にテーブルを並べて営業している食堂に入ります。
何度か来たことのあるお店ですが、私が台南に来る理由の1つがこれを食べるため。IMG_20221103_175701

魚胆湯!!。
いやー、やっぱりうまいです。肉燥飯もいっしょに。
3年振りのお味を堪能しました。これで合わせて100元です。
家の近所にあったら週2程度で通いたいぐらいです。

帰りはバスで戻るつもりでしたが、ちょうど良いバスが行ったばかりだったので、同じ道をまた戻ります。
途中で見つけたシュークリームが旨そうだったので1つ購入。
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クリームの種類はいくつかあり、これは原味。カスタードクリームですね。
注文してからテッペンに穴を開けてクリームを絞ってくれます。
大きさはソフトボールぐらいありますよ。
1個35元。3個なら100元でしたが、1人で3個はさすがに無理でしょ。

浅草新天地の前のベンチに座って食べましたが、このシュー皮がボロボロ崩れて食べにくい。。。
手もベトベトになってしまいました。お味は良かったんですが。

この時点でもうお腹パンパン!
でもホテルで少し休憩したらビールのお供に何か欲しくなり、結局これを買ってきました。
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小さな一口唐揚げ「盬水鷄」(50元)。台湾ビール500ml(48元)とともに。
ビールは値上げされてなかった。たぶん。

今日は朝も早かったし、初日から歩き過ぎたので流石に疲れました。
もうシャワー浴びて寝ます。

今回はここまで。
次回は台南の街をウロウロの2日目です。

2022年11月:④台南のホテルで抗原検査

2022年11月3日(木)文化の日

台南駅から西へ徒歩数分、本日のお宿に到着します。
予約したホテルは「
ダイナスティ ホテル」(新朝代飯店)← 大飯店ではないらしい


正面玄関を入ってすぐのフロントでパスポートを差し出すと、そこからは完全に日本語で対応して頂けました。
今回初めての宿泊でしたが、日本人御用達のホテルなんでしょうか?

部屋は思っていたより広く、綺麗です。
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正面の大通に面した部屋だったので、採光も充分でとても明るいお部屋でした。まぁその分、日中は暑いんですが。
バスルームも広くて使いやすいし、清潔です。バスタブもありました。

時刻は16時半ごろ。
台湾へ到着してから2時間以上経っていますが、まだ抗原検査を行っておりません。
早く出歩きたい気持ちを抑えて、まずは検査をしたいと思います。
高雄の空港で受け取った検査キット。
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中身を全て広げてみると、こんな感じ。
これで4回分です。
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説明書は英語・中国語(簡体)・中国語(繁体)の3カ国語で、日本語はありません。
でも詳しく図解されているので、大丈夫でしょう。私は
中国語(繁体)を見ながら進めました。
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試験管のようなチューブを紙製のスタンドに立てて、これに薬品を入れておきます。
綿棒で鼻グリグリして、試験管らしきチューブの中へ。
綿棒を途中で折ったら蓋をして、先端側のキャップを開けたら試験装置に5滴垂らします。
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液を垂らしてすぐ、みるみるうちに右側からピンクに変わっていきます。
説明書には15分待てとありますが、10分もするともう何も変化しなくなりました。
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このように「C」の位置だけにピンクのラインが残れば陰性です。
念のために検査後のこれを持ち歩く、、、訳にもいかないので、スマホで撮影しておきます。
が、滞在中に検査結果を確認されるような事は一切ありませんでした。でもちゃんと検査はしましょうね。
これで今から48時間は大手を振って出歩くことができます。

今回はここまで。
次回は台南の街歩きです。

2022年11月:③普悠瑪号で台南へ

2022年11月3日(木)文化の日

高雄駅へ到着して地下の切符売り場へ。時刻は15:20頃。
15:27発の
普悠瑪号に間に何とか合いそうです。
指定席も購入できる自動券売機へ向かいましたが、発車時刻が迫っているせいでしょうか、目的の普悠瑪号は表示されません。
それならば...と人も疎らな有人窓口で「たいなん・プユマ!」
これで通じました。

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普悠瑪号は日本製の車体傾斜装置を備えた車両。
通常の自強号(特急列車)よりも俊足です。
そのためか乗客が集中するのと、1編成あたりの車両が少ない事もあって、割といつも混み合っている印象です。
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この車両も満席のご様子。
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右前のおっさんは目一杯リクライニングを倒してますな。

台南まではノンストップで30分弱。
昼下がりの陽気でウトウト...をグッと堪えて台南駅に到着です。
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やって来ました!久しぶりの台南駅です。
ここも地下化する計画でしたが、まだ地上駅のまま残ってましたね。
良かった良かった。。。

地下駅だと何だか薄暗くて、
こんな写真も撮れませんから。
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高雄から乗ってきた普悠瑪号の後ろ姿。

現在の台南駅ですが、地下化工事の様子は改めてお届けするとして、伝統的な駅舎はまだシートに覆われたままです。
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これに合わせたのか、駅前の鐵道大飯店も。。。
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盛大にシートに囲われてます。さすがに現在は営業中止の様子でした。

台南駅舎の改装工事は遅れている様子ではありましたが、着実に進んでいるようです。
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エントランスから改札までのこのエリアは、前回はまだ工事まっただ中という雰囲気でしたが、現在はすっかり綺麗になって供用されています。
でも、この右側のエリアではまだシートが張られていて工事中でした。
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辛うじて「台南車站」の文字は見えるように配慮されてます。

今回はここまで。
次回、ホテルにチェックインして抗原検査です。
まだ1日目。。。
ギャラリー
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