高雄

2022年11月:②高雄駅の現状

2022年11月3日(木)文化の日

高雄空港からMRTに乗って、まずは美麗島の駅まで向かいます。
平日の昼下がり、MRTの駅も車内も人けが少ないです。

台湾到着後の1食目はこの駅を出たところにある店で、鷄肉飯と蛤仔湯でも...
と思ってたのに、もう店仕舞いを始めてるやないか!!
営業時間は15:30て書いてるのに!(現在15時ごろ)

仕方ないのでこのまま高雄駅まで1駅間歩きます。
幸福川の悪臭に負けそうになるころ、前方に見えてきたのは、、、
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旧高雄駅舎!
美麗島から北上した大通りの突き当たりに鎮座しています。
以前はもっと東側の場所に保存されていたんですが、ここまでまた移動させてきたんですね。
恐らく、ここが本来の駅舎のあった場所なんでしょう。(その時代は知らないんですが)
線路は地下に潜ってしまいましたが、この駅舎は元の位置でまた駅の玄関として活用されるんですよね。
素晴らしい!

ただ、、
旧駅舎前はまだフェンスで囲われており立ち入れず。
周辺はまだまだ工事中。旧駅舎を挟んで両側では大きなビルを建設中でした。
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本日はこの高雄駅から台南まで台鉄(台湾鉄路)で向かいたいと思います。
で、どこから駅に入るのかといいますと。
まずは上の位置から左へ曲がると、こんな道路ができています。
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ブルーの舗装の部分は一般の車は走っていません。工事関係の車両用でしょうか。
柵と三角コーンで囲まれたスペースが仮設の歩道になってます。
この先で右へカーブして、、、
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このあたりは仮駅舎のあった場所ですね。
前方が北方向になります。このまま真っ直ぐ進みます。
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フェンスの先を右へ折れると、見覚えのある風景が。

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駅中央部の広場に出てきました。
まだ工事中のフェンスが目立ちますね。切符売り場や改札はこの真下になります。

以上、高雄駅からでした。
次回は台南駅に到着です。

2022年11月:①関空から高雄空港へ

2022年11月3日(木)文化の日

3年振りの台湾旅行は地元大阪の関空から、まずは高雄行きの便に乗り込みます。
なぜ高雄行きなのか?
それはこの日、一番早く台湾入りできる便が、タイガーエア台湾の高雄行きだったから。
どうしても高雄に行きたかった、という訳ではございません。

地下鉄・南海電車を乗り継ぎ、関空に到着したのが朝の10時前。
高雄行きの出発時間は11:20ですので、およそ1時間半前の到着です。

タイガーエア台湾のチェックインカウンターはBアイランドでした。
関空の国際線フロアはまだ南半分は使用されておらず、寂しい状態です。
チェックイン待ちの列は10組程度。
すぐに順番がやってくるかと思いきや、持ち込み手荷物のサイズ確認などで意外と時間が掛かってます。

20分ほど待ってようやく搭乗券を入手、セキュリティチェックに向かうも結構な行列になってました。
出国審査だけは自動化ゲートなのであっという間でしたが、関空到着から搭乗ゲートに着くまで、1時間近く掛かったんではないでしょうか。
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搭乗ゲートまで来てもうすぐ搭乗開始時刻だというのに、よく見ればまだ機体が見えません。
「これは確実に遅れるな...」と思っていたら、出発時刻間際になってようやく機体が到着。
そこから30分ほど待ってようやく搭乗開始。出発は結局1時間近く遅れたんではないでしょうか。

この日の高雄行きの搭乗率は60~70%といったところ。
機体はA320ceoなので、3+3のシートですが各3人掛けのシートに1~2人といった具合です。

出発はかなり遅れたものの、高雄空港には結局15分遅れ程度で到着しました。
降機して入境ゲートへ向かうまでの途中、COVID-19の迅速診断キットなるモノが配られます。
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2022年11月現在、台湾の入境には陰性証明書もワクチン接種証明も必要ありません。
入境審査にはパスポートと従来からの入境カード以外は何も必要ないので、コロナ前と何ら変わりません。

但し、入境後にこの診断キットを使ってセルフチェックを行う必要があり、結果が陰性でないと普通に街を出歩くことはできない。
という事になっています。
また、入境後7日間の間は48時間毎にこの検査を行う必要があり、そのためこのパッケージには4回分の検査キットが入ってます。

入境審査のレーンはガラガラ。
外国人用の窓口は1つしか開いていませんが、私の前には2人しか並んでいません。
それでも隣の台湾人用レーンに人がいなくなると手招きされ、そちらで手続きさせてくれました。

入境審査後は預け荷物もないので、直接税関のゲートへ。
肉製品などを持っていないか?としつこい位に何度も聞かれます。
コンビニで買ったサンドイッチを持っていて、ハムが挟んであればそれも罰金対象なんだとか。

最後に手荷物をX線検査に通して税関ゲートを通過。到着ロビーまで出てきましたが人が少ないです。
普通に入境できるようになったとはいえ、まだまだ観光客は戻ってきてないんですね。

今回のまとめ
 ・台湾入国に必要な書類はパスポートと機内で配られる入境カードのみ
 ・セルフチェックのための迅速診断キットが配られるので忘れずに検査すること
 ・入国時に食品は持ち込まない方が無難

次回は高雄駅から台南へ向かいます。

高雄駅跡はすっかり更地になっていた

台鉄の高雄駅とその前後の区間は昨年(2018年)の10月に地下化されました。
それから約半年、これまでの高雄駅はどうなったのでしょうか?

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はい、この通り。
駅舎はすっかり取り壊され、更地になっていました。
左側に映り込んでいるビルは高雄の郵局(郵便局)です。

取り壊されたといっても、これまでの駅舎は実は仮駅舎という位置付けでした。
とは言っても、仮駅舎とは思えないほど立派な建物でしたが。
その仮駅舎ですが、写真がなぜか手元に無いんです...

仮駅舎は取り壊されているものの、こちらの駅舎はまだ健在でしたよ。
(この写真は2016年当時のもの)
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旧高雄駅の駅舎ですね。
元々は冒頭の写真の位置にあったらしいのですが、ここは仮駅舎から高架道路を挟んだ東側。
ここまで曳家で移動させて保存されています。
実際はこんなこじんまりとした建物ではなく、この両側に建物が延びていたようですよ。
現在は史料館として公開されていますので、興味のある方はどうぞ。(月曜休館)

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変わってこちらは現在の高雄駅の地下コンコース。
右側は壁、まだこの向こうは工事中です。
綺麗で便利になったのかも知れませんが、無機質で味気ない駅になってしまいました。

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こちらが高雄駅の将来図ですね。2023年完成という事でしょう。
先ほどの地下コンコースは、この図の下側にある円形の窪んだ部分でしょうか?

ところで、以前から気になっていた事が1つありまして。
それは高鐵(台湾新幹線)について。
現在は高雄市の北の外れにある左謍止まりになっていますが、この高雄駅への乗り入れの話はどうなっているのでしょうか?
地下化されたら当然、乗り入れると思っていたのですが。
どなたかご存じないでしょうか?

高雄車站から澄清湖棒球場へ

高雄車站(高雄駅)から、澄清湖棒球場(澄清湖球場)に向かいました。
台湾職業棒球(台湾プロ野球)である、中信兄弟 VS 統一7-ELEVEn獅 のゲームを観戦するためです。

澄清湖棒球場は、高雄車站から北東に数キロ離れた郊外にあります。
台鐵やMRTで行ける場所ではないため、手っ取り早いのはタクシーとなる訳ですが、私は路線バスで向かいました。

私が使ったバスはこちら。高雄市公車の60系統です。

リンク先の路線図では、高雄車站は左手の中ほどに、澄清湖棒球場は右手の中ほどにあります。
高雄車站周辺では、行きと帰りでルートが異なりますので要注意です。
また、高雄車站から乗る場合には、同じ場所(停車位置は違いますが)に両方向のバスがやって来ますので、乗る前に行き先をよく確かめて下さいね。

座って行きたいのであれば、國光客運のバスターミナル前にある林森路口から乗ってしまうのも手ですよ。
実は私も高雄車站ではなく、林森路口から乗っています。
運賃は片道24元とありますが、実際には悠遊カード利用で12元しか引かれていませんでした。

この60系統のバス、夕方であれば1時間に5~6本走っています。
但し、夕方の市内は結構な渋滞でしたので、球場までは1時間程度掛かってしまいました。
早めに向かったつもりだったのに、もうゲームは始まっています。

しかもこのバス、ちゃんと降車ボタンを押したのに何故か停車してくれず、次のバス停まで連れて行かれる始末...
台湾の路線バスでは、目的のバス停到着前に席を立つぐらいで丁度良さそうです。
なお、バスの乗客はそれなりにいましたが、澄清湖棒球場が目的だったのは私1人だけでした。

バス停からはチケット売り場まで結構な距離を歩かされます。本当にこの先に売り場があるのか?とさえ思う程の距離です。
ようやく買えたチケットは内野席で350元(1200円程度)と格安。売り場から来た道を少し戻って入場ゲートです。
なんだか無駄に歩かされてばかりです。

球場内は内野スタンドの1階席はそこそこ埋まっているものの..
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外野スタンドはガラガラ。
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購入したチケットには座席が指定されていますが、空いている席に適当に座って問題無さそうです。
なお、内野の2階席は開放されておらずに無人という有様でした。
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さて、肝心のゲームの方ですが、7-4で中信兄弟が負けてしまいました。
試合終了と共に、観客は一斉に出口へと流れます。

帰りも行きと同じく、60系統のバスで高雄車站を目指しました。
地元民は殆どの人が車かバイクでやって来ていますね。路線バス利用は少数派です。
それでも球場前のバス停にはそこそこ人が集まって来ましたが、バスはガラガラでやって来たので座って帰る事ができました。

帰りは渋滞もないため、とても早いです。行きに掛かった時間がまるで嘘のように。
20分程度で着いてしまいました。

台南航空站(台南空港)から高雄市内へ

実は私、台南空港へ着いたものの、台南市内へとは向かわず、高雄を目指したのでした。
1日目は高雄市内にホテルを取っていたもので。

高雄へ向かうのにはタクシーで台南駅まで出て、そこから自強号で高雄へというのが一般的なんでしょうか。

でも台南空港は台南市の南側にあるので、台南駅へは一旦北上しないといけないんです。
更に南の高雄を目指すというのに遠回りだし、なんだか癪ですよね?

そこで私が取った方法は、タクシーで台南空港最寄りの保安駅へ。
そしてそこから台鐵で高雄へ向かうという方法です。

保安駅へはバスでも行けるようなので、少し待ってみたのですが、とにかく本数が少ないで諦めました。
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空港を出て左手にある南方面へのバス停です。
台南市内方面よりも遙かに立派。

同じ便で到着した人たちの姿がすっかり消えた頃、タクシーに乗り込みます。
10分程度で保安駅前に到着。
メーターが115元、荷物をトランクに入れたのでプラス10元、合わせて125元でした。
空港から乗って、こんな近距離なのに別に嫌な顔はされませんでしたよ。

実は保安駅へ向かった理由はもう一つありまして、それがこの駅舎です。
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なんだか良い感じでしょ?
名所旧跡のような雰囲気を醸し出していますが、ちゃんと現役の駅舎です。

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反対側をホームから。
規模は小さいものの、木造瓦葺きの立派な駅舎ですね。これからも大事にして欲しいものです。

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もう少しじっくり駅を観察したかったのですが、すぐにこいつがやって来たので飛び乗りました。
この駅には区間車(各駅停車)しか停まりません。
高雄まで約1時間、悠遊カード利用で51元(約180円)でした。

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